なぜここまで高評価なのかわからない。
王子はヒロインのことが本当は好きで、というか執着するぐらいに好きすぎなパターンなんだろうな、かつ政治的な事もあって別な女とイチャついて見せてるだけなんだろうなというのが最初からまる分かり。で、拗れた二人が誤解を解いてヒロインが溺愛される話なんだろうなー、絵がきれいだなー、と思って読み進めたのに…。
なんか全てがやり過ぎというか、絶妙に苛つくのはなぜだろう…。いや〜な感じの拗らせ方っていうか…。実は王子に好かれていたと分かるまではヒロイン可哀想だなと思ったりもしたけど、王子の気持ちがわかってからのヒロインが変に鈍感だったり、頑なだったり、ホントに賢いの?とか。ヒロインの父がもう嫌。従兄弟も嫌。戦略とかわざと嫉妬させるとか胸糞悪い…。全てヒロイン側の方が優位みたいになって、惚れた弱みで振り回される王子がだんだん可哀想になった。まぁ、そもそも初めてを無理矢理されてるし…。ヒロイン側が好きになれなくて終了。