ネタバレ・感想あり死にたいと言ってください―保健所こころの支援係―のレビュー

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つらいなかいきてくのね
2025年1月18日
死にたいって思うのは、私もうつ病になり気持ちがわかるきがしたけど、かかわってる保険所なんてとこがあるのは知らなかった。出来ることは限りがあるけど、それでも繋がり続けるのが、人には必要なんだな、と
すごくいい
ネタバレ
2024年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごくいい作品に会えたことに感謝。(絵、綺麗。内容、面白い。もっと見たい、知りたい)
苦しんでいる人ひとりひとりが緻密で生々しく、本当にそこにいるかのようなリアルさを感じた。
(無知ゆえ、保健所ときくと…飼えなくなった・捨てられた愛玩動物の最期の場所というイメージしかなかったけど、勉強になった。)
人生のサポート(仕事、福祉、心のケア、繋がりなど)をしてもらえる安心感と、この仕事の、何かバイトかボランティアがもしあるなら、少し手伝ってみたいと思った。
考えさせられるお話しです
2023年8月18日
死にたいと思うけど心の奥底では、生きたいと思うでも現状とても辛い…。そして周りの家族も疲れてしまう。そんな中でも、少しでも環境を変える為に、無理しない程度の距離感と支援。とても大変な仕事だと思います。
泣けました。。
ネタバレ
2023年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分は通信制高校に携わる仕事をしています。鬱の子が何人かいて、リスカ跡や未遂の子も何人もいます。私が入る前ですが、逝ってしまった子もいます。そうゆう子の大半が幼少期からの家庭環境が複雑です。
学生と深い話はしませんが生きている彼女たちを前にして思うことは「生きていてほしい」です。
これから先は長いです。私の叔父は60半ばで自ら命を絶ちました。私が入る前にいた子は16でした。
「死にたい」=「生きたい」
死ななきゃ良かった。死ぬほど辛い。逃げたり隠れたり頼ったりしてほしい。
いる人が居なくなると心がぽっかり空きます。

叔父はひょうきんで、明るくて、誰からも愛されてた人でした。葬儀の式場では過去一となる人が来場し涙してました。何か力になれることはなかっただろうか。ふと、時々思います。
もし、あの日誰かがたまたま朝電話してたら、子供の誰かが熱を出していて子守をしていたら、気分を変えて仕事を辞めてたら、旅行に行っていたら、心の痛みに誰かきづいていたら、何かが変わってたら、、、

過ぎてしまっていることは変えられない。でも時々でいいから会いたい。
人に愚痴を言ったり、自分が抱えていることを誰かに言うことは必要だけど、身近にいる人には言いづらいよね。こんなに文明が発達してて電話だっていつでも誰かと話せるツールなのに、何故携帯は肝心なことには役に立たないんだろう。

日本で生きることを終わらせたい人はたくさんいます。若いときに訪れたインドでは路上で座ってるだけで何もせず、毎日を過ごすホームレスがたくさんいました。
死ぬことを選択しない人とする人の違いはなんなんだろう。

目の前にある出来事を受け止めず、1年先や3年先に逃げる装置が早く出来てほしい。

疲れすぎてる人はたくさん寝て、思考がマイナスにならない食べ物(血糖値が急に上がったりせず、添加物で脳にダメージをいかないやつ)をとり、ゆっくりゆっくり昼寝して、時間ある人は歩いて体力つけて、いつか動けるときの自分のために。

死にたい=生きたい
生きづらさを抱える人に寄り添う
2023年3月15日
寄り添うと言っても、ただ"優しい"同情ではなく、きちんと一線を画しながら並走するような物語です。リアルな事例、ストーリーの運びも自然です。寄り添う者としてこういう風に接する方法があったんだ、当事者としてこういう風に言葉にしてみることができたんだ、などと気付かされたり癒されたりしながら読み進みました。読み手自身の生きづらさへの対処も、他者の生きづらさへの理解も少し深まるような作品と感じました。
少し羨ましい
2023年3月5日
私も鬱ですが医者なんて薬渡して終わり。薬のおかげで逆に鬱が悪化して引きこもり状態です。家で仕事してますが。月日、季節、人とどうやって接して話せばいいのかも分かりません。もっと早くこんなカウンセラーがいたらなと思いました。1度もカウンセラーと話した事ありません。だって酷い時は街歩く人にドキドキしたり診察内容一緒なくせに薬だけ貰う。それだけの為に外にでたくないくらい。このまま歳をとり死んだように生きて死を待つだけかなと思ってしまいます。
難しい
2023年6月1日
自さつする人が年間三万人ぐらいなのは知ってたけど、保健所がこういうことやってるのは全く知らなかった。本当に死ぬ人はこういう電話も一切しないと思う。この漫画ではだいたいは親に問題があった人が多いのかも。自傷行為は経験あるんですけど、若い頃でした。今でも消えない傷をみてなんともいえない気持ちになります。
凄い
2023年5月19日
大変なお仕事ですよね。心の病気の方達の気持ちに寄り添うなんて、簡単にはできないと思います。職員の人自身の生活も大変なのに他の人の問題も抱えるなんて凄い!
精神的に支援する真面目なマンガ
2022年12月12日
悩んでる人に寄り添う相談員の頑張りストーリー。優しい世界ではあるが、なあなあではない線引きがある対応がリアル。心のケアって終わりがない
面白いし、勉強にもなる。
2022年10月29日
死にたくなる人は「死にたい」んじゃなくて「生きるのが辛い」人が多いと聞いたことがある。
実行したことはないけど「これがこのまま続くの辛いなあ。このままあと何十年も生きなきゃいけないの辛いな」て思ったことはある。
経験を重ねると力の抜き方や自分に合った対処法がわかってくるけど、それでもまた辛くなった時や周りの人がそうなった時にどう接したらいいか、勉強にもなった。でも単純に内容も面白かったです。
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作家名: 中原ろく / 松本俊彦
出版社: 双葉社