失恋して南の島を訪れた碧。溺れているところを褐色の青年の大河に助けられ、人工呼吸されたところから物語がスタートする。南の島も褐色の青年も自分の好みのため、こんなものを見せられたら購入するしかない。
ストーリーは当て馬の登場まではとても良い展開だったが、大河のエピソードで一気に夢物語に感じてしまった。あとは致すシーン、ここはもう完全に好みの問題だが、碧が突然発情したり…なんだかΩバースのようで違和感を感じてしまった。
しかし、最後まで読むと主人公の名前が季節を表しているようで面白く、個人的にホクロがあったところは良かった。そして絵がとにかく綺麗。褐色の大河の筋肉は良いものを見せてもらった。
タイトルの「ジェリーフィッシュ」(くらげ)が何だろうかと調べたら、あるサイトに「大洋と1つになる、身を任せる、手放す」とあって、くらげはセラピーにもなるらしいし勝手に納得した。