ネタバレ・感想あり赤い河のレビュー

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星評価は表題作の実兄弟ものに
2023年5月21日
190ページ。
短篇7話+表題作の描き下ろし。
実兄弟もの好きなので読みました。短編集なので実兄弟の分量は少ないですが、とても良かったので満足です。全体的に地味で、そこにふっと浮き上がる激情に掴まれるものがあります。
〜〜〜〜〜
・表題作 両親を亡くした、二人きりの実兄弟。両親が生きていたらこうはならなかったんじゃないかな、という少し悲しさのある二人ですが、寄る辺なき世をせめて二人で、というのはこう……良いですね! 弟目線の話ですが、垣間見える兄の感情に揺さぶられまくり。そしてラストの弟の覚悟に完全ノックダウンですわ。試し読みで見られる、兄が弟の顔に触れるシーンが目付き含めてとても良かったので、そこにグッと来る方はぜひ。星5つ。
・『home』表題作の番外編っぽい、前作の兄の同僚が主人公。前作の二人の様子が見られます。話自体はBLではない気がする、同僚の兄弟関係にまつわるちょっと葛藤の話。
・『恋伝導』高校の教師と生徒。大人の弱さみたいなのを描いた話だとは思いますが、どちらかと言うと、作劇に若さを感じます。
・『難攻不落の隣人』幼馴染(ちょっと年の差)の再会もの。
・『君にふれるべからず』同い年の幼馴染DK、ちょっともだもだ。
・『春めく人々』電車で出会った、親子ほどの年の差の二人。どちらも陰徳を積むタイプっぽいので、平穏に幸せになってほしいです。「ただそれだけなんだ」、その気持ちが恋だね!短いお話なので仕方ないですが、受け入れるのがあっさり過ぎというのは葛藤好きには惜しい。巻末にその後おまけ漫画(カバー下)が付いてます。星4つ。
・『サイレント』二人きりの図書室での逢瀬。駆け引きが強めでエロ多め。
・『スイートホーム』表題作のエロあり描き下ろし。兄にはせめてもの逃げ道が必要なんだろうな、という「兄でありたかった」責任感の葛藤が見えて良い。
大好きです。
2010年5月22日
どの話も、しっとりとしてて静かに進んでいくような感じでした。
ちゃんとストーリーが良くて、小さな話のなかでもそれぞれの世界がしっかりと見えます。
ただ、短編集だから1つ1つが短かくて、物足りない気もしました。短編集だからさくっと読めるのはいいと思いますが…
この作家さんの長編漫画もじっくりと読んでみたいです
💡静かにコーフン🌸✨
2010年3月7日
 💡ワーイ😃ブラコン大好物~🖤とパック買いして、ホント大正解❗ コレ、短編『名作集』ですね🌸✨  1~5話が表題作、禁忌の近親相姦LOVEで真×要✨ 2人きりの生活、兄が弟に甘甘🖤とくりゃBL鉄板ですが、何よりスリリングな心理展開に興奮ですッ💨  真の友人、千秋の挿話もナカナカ✨ 『赤い河』は同じ『血脈の河』なのでしょうか? 禁じられた罪に、三途の川の深みも『いっしょに渡りたい』『はぐれるなよ』と約束する、2人の純愛がセツナイ😢です✨ 5話にネクタイで目隠しPLAY😍萌え萌えHあります✌✨ ドSチックなお兄ちゃんがステキ🖤✨ 6、7話は別ストーリーで、生徒×ゲイの高校教師🖤 イチズな青少年の恋に、オトナな先生もノックアウト✋🌀 もらい泣きの使い方が効いてます✨ 8、9話はイジワル眼鏡×純情ッコで、幼馴染み再会LOVE🖤 Hあり😍✨ 10、11話は高校生カプで幼馴染みLOVE🖤 12、13話は電車🚃で知り合ったゲイ☆リーマン×高校生の『恋』の始まり🖤 14、15話が1番エロく、高校生同士✨イケメン×ツンツン美少年で図書室LOVE🖤 レ○プ💢しといて『好きになってくれ』・・・・若さっておバカ😃💦
 絵はシンプルながら構図にムダが無く、エロ少なくてもストーリーでキッチリ萌えます🖤✨ どれも『純愛』描いたドラマばかり🌸✨ せつない系も好きッ🖤な私には、ドツボな短編集でしたね😃✌✨
萌え(●´ω`●)
2012年3月5日

絵をみて最初の5話分購入しました。

兄弟物で、ストーリーは王道かもですが
話がしっかりしてて読みやすかったです。

兄弟の複雑な感情ともどかしさみたいなのが
後からじわーっときて萌えました(笑)

ただ激しい絡みはあまりないので
物足りないと感じる方もいるかもしれません。

焦がれる人々。
2010年3月18日
レビューが良かったので、こちらの作品をパックで拝見しました。

まさに秀逸な短編集で、たった一編の詩のようにさらりと読めて、なおかつ心に留まる叙情的な作品集でした。
作品ごとのタイトルも作品ごとにぴったりあって、とてもセンスを感じます。

絵柄も物語も華やかさはないけれど、逆に鋭く見せてくる、登場人物たちのやみくもなまでに熱い感情に、より引き寄せられました。

はじめて知った作家様ですが、今後の作品も期待したいです。

ちなみにタイトルの『赤い河』は「血脈」だろうと私も思いました。
(´Д`)
2010年3月20日
何だろう😑
全体的に暗❗人物が?雰囲気が?内容が?
勝手な言い分だけど、思ってたのと全然違って期待外れでした。
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作家名: 門井はがち
出版社: 東京漫画社
雑誌: MARBLE COMICS