子供がほしくてたまらなかった古池は大喜び。
予期せぬ妊娠に不安になる鈴谷。
おもしろ要素はしっかりと織り交ぜてあってよかったのですが、予期せぬ妊娠で感じる不安はリアルに描いてありました。
妊娠も子育ても楽しいばかりではなく不安がつきものなのに、嬉しいはずの妊娠に不安しか感じない自分がおかしいんじゃないかと思う鈴谷の気持ちよくわかりました。そんな不安は古池に話して解決していくし、生まれてからは楽しさよりも大変な子育ての現実、仕事復帰する不安など、ほんと子育ての現状をよくリサーチされているなと思いました。
けれども!子育て経験してきた身としましては、あまりに現実的すぎて読んでて少し冷めました。
おもしろおかしい中にエロと愛があるのが魅力的な作品なのに、やはり子育てになるとおろしろおかしいだけじゃないのだから、こうなるのだと思うんですけど、続きがあってももう読まないかなぁと思ってしまいました。
すごく好きな作品だったんですけどね。