ネタバレ・感想ありわたしの夢が覚めるまでのレビュー

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おすすめの一冊
ネタバレ
2025年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ そのと同世代の独身一人暮らしの社会人です。読んでみて自分が漠然と感じていたことがまさに書かれていて夢中になって読みました。
仕事して経済的に自立した働くお姉さんになり、自由に自分気ままに生きて満足なはずなのに、自分のためでしかない生き方はどこか苦しくて虚しい。この状態が生きている限り続くのだと思うとしんどくなる。人がひとりで生きていくのには限界があるのだと。他者の存在は重荷に感じることもあるが、自分を繋ぎ止める上でどんなに大切か。ひとりで生きているつもりだったけど、ひとりじゃなかったんだということを切に感じます。いま人生の岐路の年齢となり、自分の将来のこと、家族のこと、周りの人のこと‥これからどうしていくか考えて苦しくなっていました。死なないで生きるにはどうしたらいいのか、よく生きるにはどうしたらいいのか、何度も読み返して考えています。
とても良い作品。
ネタバレ
2024年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ そのちゃんの「わたしが思い出してあげようさきちゃんのこと」の言葉で、自身もそれだけで生きられるというか生きていいなって気持ちになってなんだか救われました。私もおばさんが二人いて、二人とも大好きなのでそのちゃんのさきちゃんに対する気持ちは理解できたように思います。作品を読みながら、おばさんたちや昔に亡くなった友達を思い出して、恋しくなって少し泣きました。
つらく切なくあかるい。
ネタバレ
2024年4月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みで気になって購入しました。同世代でさきちゃん側の気持ちを持って生きています。
なのでとても読んでいてつらい苦しい切ない。お母さん(お姉ちゃん)の言葉に涙が止まらない。ごめんなさいと思う気持ちですが、そのが前を向いてくれて良かった。とても素敵な作品でした。
答えがない
2023年7月1日
答えがない。答えがないからこそ、人やモノや出来事の意味を考えるし、その中でもがき続けるのだろうなと思う。
良質なフランス映画を見たような読後感を抱ける一冊です。
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作家名: ながしまひろみ
ジャンル: 女性マンガ
出版社: KADOKAWA