レビューにとても良いと書いてあるので、よくわからないけど何となく購入。
影のある路地裏男子(アウトロー、行き倒れ、バーテンダー、元ヤン)との恋愛短編4話。全然面白くない…。と1話を読み進めて、いつの間にかフィクションだということを忘れて、時間も忘れて、昨日あった嫌な事も忘れてた。
美少女でもハイスペ男子でもなく、微妙なダサさがリアルで悲しくて嬉しくて。美しくも完璧でもなく、不器用でみっともない垢抜けない現実。
今夜は疲れてたのか漫画が刺さり過ぎて何を読んでも泣いてしまうお豆腐メンタルだったのに涙も止まる。キラキラした理想や救済の眩しさより、人はこういう不恰好の中で生きている、という実感。さっきまで他作の愛される物語に強く反応して涙ぼろぼろだったのに。ダサくて現実っぽい物語を受け入れる感覚は落ちついた場所から人間模様を見ているよう。ダサさを受け入れるって完璧じゃないものを許せる感覚。人間ってこうだよな、と眺められる感覚。よくわからないけど。
それで、面白いから2話目を読むんだけど、やっぱり全然面白くない〜、と流し読み。でまた、いつの間にか入り込んで時間を忘れる。の繰り返し4回。
面白い体験をしたから読んで良かった。