ネタバレ・感想あり死せる王女のための孔雀舞(パヴァーヌ)のレビュー

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個性派作家が描いた少女を主人公にした物語
2023年7月16日
表題作は連作「七生子シリーズ」2作目のタイトル。ラヴェルの楽曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」にインスパイアされた絵にまつわるエピソード、といいきってしまうと語弊があるかな?「七生子シリーズ」は佐藤史生としては数少ないSFではない純文学のような作品。近親愛の扱い方がこの時代としては先鋭的で秀逸。紙本にはなかった2作品を加え、親交の深かった増山法恵の解説付きでお得になって復刻、買って損なし!!!
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作家名: 佐藤史生
出版社: 復刊ドットコム