ネタバレ・感想ありリヴァイアサンのレビュー

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設定の凄さ
ネタバレ
2024年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先ずはこの作品が『世紀末に描かれた』という点。1999年から始まった連載。無事に20世紀を乗り越えましたが、当時は『ノストラダムスの大予言』や『2000年問題』など、終末論を題材にして、漠然とした不安が社会にこびりついていた時代だったという点は重要な要素だと思います。

皆、終末は訪れず、無事に時代を超えたと思っているが、実際には恐怖の大王により終末は訪れており、終末を告げる役割のリヴァイアサンがその役割を放棄している事で、魂の記憶で造られた世界がさも現実のように続いていく。

この設定が「本当にノストラダムスの大予言は外れたのか?」と考察していた層には、「こんな考え方もあるのか!」と目から鱗だったのは私だけではないでしょう。

魂の世界、あの世ともこの世とも思えない世界においては、しばし普通には起こり得ない出来事が起こります。そんな奇妙な世界を綴った全12巻。どうぞお楽しみ下さい。
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大好きな作品
2010年3月26日
不思議な世界感をかもしだした作品です😃
絵がダメだと言う人もいると思いますが、読んでいくうちに、どんどん引き込まれて気になりません😃
他の大塚作品を読んでいるとニヤリとできてなお面白さ倍増できます😃
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