執着攻めとエロ目当てで購入。単話売りしていた時から目をつけていて、単行本化を待ちわびていた作品です。久々に読み返して、絵のきれいさやコマ割りの上手さ、感情の流れの丁寧な描写に改めて喉を唸らしました。セツ(攻め・義弟)がとにかく口下手だなと思いました。「それを言葉にしてコウ(受け・義兄)に伝えろよ」と思うところがあったり逆に「もうお前黙ってろ」と思うところもあったり。商業誌の悲しいところで、一冊で完結させる都合上、コウがセツを受け入れるのが爆速なのが残念です。前半の展開が特に大好きなので、もっともっと拒絶したコウが見たかったですね。執着攻めが足りなくなったらまた読み返したいと思います。