Don't judge book by it's cover.
とは良くいったもので、見かけで決めてはいけないんだけど、最近、ミス日本ファイナリストの方にお会いしたら空気清浄機みたいに存在そのものが幸福だった。
美しいは素晴らしいし、美しくあろうとするのも素晴らしい。
竜は「自分はこうだから」と自分で可能性を否定して縛っていると自分でも思ってるけど、本当は自分の周りがこれまで竜を否定し傷つけてきた結果で、おしゃれはNG、美容はNG、エマの隣はNGと縛ってしまっている。
服を買い、髪を整えても竜自身のポテンシャルが変わるわけではなくて、漫画に良くある「手を入れてみたら大変身!こんなに美しかったなんて」の魔法は起こらない。
だけど、誰にもおしゃれの自由、美容の自由があって、こころの翼を広げて、鏡の自分と対話して。
これからもしかしたら竜は素敵な見た目も手に入れるのかもしれない。
だからこそ大切なのは「見た目で決めちゃいけないんだよ」ではなく、「見下す態度を拒絶しろ」「心はいつも自由だ」ってこと。
ブスにおしゃれの自由を、バカに読書の自由を。
今は亡き作家の鷺沢萌さんの言葉だったと思いますが、改めて噛み締めて。