恋しい気持ちやままならない想いの心の揺らぎがしんしんと降り積もるように伝わります。
なぜか雪のような印象。
静かでふわふわとしているくせに積もると重くて。
1巻、ページを開いたときの印象は表紙よりも個性の強い作画でちょっとばかり苦手だったのに、カラダの動きや佇む背中の印象が非常に上手くて絵をどんどん追ってしまいました。
すごく魅力的で虜になりました。
すれ違い傷ついて重なり合うシーンの美しさよ…。
最後の巻の色っぽさにこの作家様を追うと決めました。
恋心の複雑さを想像するのに難しいところもちょっとあるにはあったのですが、そこも魅力的でした。
タテヨミ20巻。
短めなのも嬉しいわ。