惹きこまれてズルズルと丸一日かけて一気読みです。
つ、疲れた。。。
ほんとに長かった。
すごい作品だった…。
一貫して冒頭から公女のモノローグ。
初めはあまり好きではないキャラクターと作画だったのですが、読みすすめると絵が上手いんです。
迫力のある目線や筋肉の使い方が素晴らしいよ。
さて、韓国作品によくあるパターン。
冒頭なんのことだか全くわかりません。
140話もあるのにどこから解き明かされるのか…
結局最後まで一度読みでは整理がつかない。
60話目くらいから急激にお話が進むのですが60/140ですからね。
まだ半分以上あります。
くぅ~長い!
でも読んじゃう。
面白いから!!
不憫で悲しい悪魔です。
ヨーロッパなどではあまり悪魔に感情移入することはないようですが、アジア圏は悪魔や鬼の哀しさや脆さを人と重ねて慈しむようなところがありますよね。
間違いなく読んだ方はこの悪魔を慈しむしかありません。
可哀そうに捻くれてよじれてことごとくドロドロになります。
苦しみながら執着するしかない。
本当に悲しいのです。
公女の誇りや女としての生きる術や怒りや憎しみ、愛が綯交ぜになり、この双子の運命が血塗られてゆく様がおぞましいやら美しいやら。
ネタバレしようにも私も理解が追い付かないのでできません。
もう一周するにもしばらく休んで体力を回復してから…。
あ、これだけは言っておきたい。
途中”リング”の隠し場所のシーンがありますが、私はものすごく興奮しました。
わぁ~わぁ~(/ω\)!!!
お、大人だ…。
ダークファンタジー好きはチャンスがあれば読んで欲しい。
すごくお勧め。
※表紙から連想されるようなこととはちょっと違いますよ~