ネタバレ・感想あり高2の恋の忘れ方 プチキスのレビュー

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完結まで読み終えて・・・
ネタバレ
2025年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物語の最後の方で〝栞〟について語る場面があります。
「思い入れのある写真とか大事な人からの手紙とか
手にとって眺めていたい紙のものは、一枚二枚じゃなくて
一葉二葉って数えるんだって」と。
写真も手紙も紙にして眺めることの少なくなっな現在で、趣(オモムキ)のある言葉だなぁと感心しました。

学生時代、全身全霊をかけて愛した人との想い出は、辛い傷になって残っても忘れてしまえる訳もなく
どう抱えていればいいかわからない・・・
物語は過程を経て一つの結論を出してくれますが、読者として納得がいく答えだったかは、迷います。

ただ、物語冒頭の描写(妊娠を疑い病院に行こうと約束した日に、恋人が待ち合わせ場所に来なかった事実)は
あまりにも辛い思い出で、私自身はお話にとても惹き込まれました。
タイトルも魅力的でした。

主人公がその時々で出す答えが正解なのかどうかも、読者側の辿ってきた恋愛観で印象が変わるのかもしれませんが、
物語の中の家庭環境や時間軸も、私自身が納得しづらいと感じた部分も加味した上で
記憶に残る作品になりました。
道中しんどい
ネタバレ
2025年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無料分読んで続きが気になったので他サイトで一気読みしてきました。
ここからがっつりネタバレですが、タイトルに忘れ方と書いてあるので夫婦で落ち着く展開かと思っていたら別れてしまいましたね。伊織の出した答えが、曖昧なままずるずる夫婦でいるよりも、結果的に音が1番幸せになれる場所に導いてくれましたね。そこまで分かってて別れたのかなぁ。道中辛くて長かったですが落ち着くところに落ち着けて良かったなと思います。忘れそうになるけど物語の主軸の時期ではまだ20代なんですよねこの人達。大事な人を大事にしたくなる、愛おしく思える作品でした。
幸せになって欲しい。
ネタバレ
2024年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 事情はわからないけど、しかも突然いなくなるのはきつすぎる。それを忘れさせてくれた旦那様には感謝だと思うし、再会しなければ良かったのかもしれないけど、
色々揺れる気持ちがあるのは当然。
ヒロインも家庭環境に色々ありそう。
旦那様の事好きな人も出てきたり色々複雑そう。幸せな終わり方して欲しい。
切ない恋
ネタバレ
2024年11月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切ない恋の話。過去と現在いろんな時空を行き来しながら話が進んでいる。いろんな思いが交差して複雑な関係だと感じた。いい結果になって欲しい。
痛みを伴うラブストーリーになっていく予感
ネタバレ
2024年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 嫌いになって別れたわけでもなければきちんとお別れをしたわけでもない ずっと忘れられなかった元カレとの再会・・・独身で彼氏もいなかったら運命を感じてキュンとするかもしれませんが、家庭を築いて平穏で幸せな毎日を送っていたらそれはただの危険分子でしかないですよね。なんだか痛みを伴うラブストーリーになっていく予感がして読み続けるのが怖いのですが、音が「高2の恋」にどのような決着をつけるのかがとても気になるので、なんだかんだで最後まで読まされてしまいそうです。
8話を読んで
ネタバレ
2024年10月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 見失わないで。そばにある幸せをこわさないでと願わずにはいられない。
8話でつむちゃんが熱を出した時の伊織の反応。素敵なパパやん。
飛鳥とはきちんと別れたわけではなく、音信不通になったからキラキラした思い出だけが残ってるんやね。
飛鳥を思い出す時、胸がギューってなるのは、高校時代のキラキラな思い出。美化された思い出。
悲しいことよりいい思い出しか思い出せないんだよね。
これから音が飛鳥を選んだとして、幸せになれるのか疑問。もうお互い高校生ではないからね。
二人は高校生のまま時間が止まったみたい。今のお互いを見てるのかな?
(夫や子がいるいないにしても、一度大事な時に音信不通になった人を再度信じて、恋しちゃう主人公の気持ちが私にはわからないな。そういう人はまたやる。それまでうまくいっててもまた大事な時、自分の都合でいなくなりそう。そう思えない主人公はまだ学生みたいだなと思っちゃう)
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作家名: 小沢かな
ジャンル: 女性マンガ 恋愛
出版社: 講談社
雑誌: Kiss