とにかく登場人物みんな美男美女で、絵は綺麗です。
ヒロインは元彼と破局後、仕事中に出会ったイケメン御曹司との契約結婚を決心、キラキラな都会のタワマン暮らしと誰もが羨む(特に港区女子みたいな)理想を詰め込んだ生活が開始します。
羨ましい設定&展開のはずなんですが、なんだろう、この人間みのないモデルルームのような、作り物感、綺麗なものだけ見せられている気分になる感覚…。
登場人物もロボットのような機械的な印象を受ける。台本通りに動いているだけ、みたいな。感情が揺れ動くような動きをしない、感情の温度を感じられないという違和感がある。
好きになったら離婚という条件のせいでお互い囚われてなかなか本音を言えず、明らかに両想いな状態からモダモダしてて話を引き延ばしている感あり、先が読める展開なので「どうなるんだろう」というドキドキではなく、早く本当の気持ちを言えー!!という焦ったさを強く感じる。