ネタバレ・感想ありアポトーシスを嗤うのレビュー

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生まれたら死ぬのです
2025年10月19日
【読み放題です】
こういった作品に出会う度に「命」とはなんぞ?と考える。
生きるとはなんぞ?
人間とはなんぞ?
冒涜とか尊厳とか。
しかも人類には感情があり”愛”と言うものが宿るので生命の一定のサイクルで終わらすことが出来ない。

紙一重の理性の奥に透けて見えるものを無視するのか?
理性の定義がそもそも紙一重なのではないのか…
と、またしても堂々巡りで答えの出ない不安に苛まれるのです。

苦しいけど、考えることを放棄してはいけないと感じるのでこういった作品が好き。

※なかなかにショッキングシーンがあるので要注意です。

**55ページ**
これは…
ネタバレ
2025年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中編で、別作品がよかったので読んでみました。
胸にズシンときました。
現代の医療、命への認識、大切な人への愛とは…
ある夫婦の、妻が末期癌だと判明することから世界は大きく変わってしまう。縋るように託した医師の手術によって妻は…というお話。
何が正解なのかわからないけど、夫の気持は痛いくらい伝わってきて辛かった。
愛する人の片鱗を前に、諦めることができるのかな…考えさせられました。
こちらの作品で、気になる作者さんになりました。
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作家名: もだえ
出版社: ナンバーナイン