届け⭐︎と、アサヒくんが申しておりました。(ひなる先生のXより)
上から目線に言うつもりでは全くないのですが、とにかくマンガが上手な先生だなって感じております。
ひなる先生のことは別作品のアンソロジーに複数参加されていたところで、キャラを大事にしっかり敬意を払いつつ、楽しく自由に描かれていて素敵な先生だなぁと気になっていました。(偉そうにすみません)
特にBLでいうと絵が上手いとか、性的描写が濃厚とかはよく見かけるし、実際人気でランキング等にもよく入っている印象。それが悪いわけじゃなくて、それぞれ魅力があって私も好きです。でも、例えば絵やキャラやストーリーが良いはあっても"マンガが上手い"って感じたことってあまりなくて…
『隣のアンチくん』を読んで(2巻まで)、
それぞれのキャラが全くブレず全力でその人たらしめてるのは勿論(これ、現実なら「本人だから当たり前じゃん!」なんですが、マンガだと稀に「…ん?」ってなることあって)、
そのキャラたちがとにかくコマ使って全力で動き回って生きてるんですよ!節々でマンガならではの視覚効果や表現を足しながら。
これ、キャラ自ら「俺の感情今こんなんじゃ足りないからこれ使え!このトーン!」ってコマセルフプロデュースしてるのでは?ってくらいなんですよ。(何言ってるかわからない)
ストーリーの上をキャラが歩いてるんじゃなく、キャラ自ら動き回って描かれてるマンガというか。
これだけ自由で楽しいのに読む上でもいい意味で引っかかりがなくて、よくちょこちょこ戻ってなんだったっけ?って確認しちゃう私でも『アンチくん』にはそれがありませんでした。マンガ読むの楽しいな〜
ここまで、マンガマンガ言って内容について書いてないという笑。
皆いろいろあるけど、多分キャラが自分の動き指示してマンガになってるから(思い込み)どんな結末でも皆幸せだと思ってる!そう出来るメンタルを秘めたキャラたちすき。
でも毒はもう発電しないでくれ笑。
(先生、応援しております…)