4巻途中から急に話が後日談や過去話になり
ジャンプやマガジン等で親の顔より見た打ち切りの流れを醸し出したのに
そこからまだもうちょっとだけ続くんじゃよと言わんが如く続いた珍しい作品
個人的にはあそこで俺たちの戦いはこれからだエンドかましても綺麗に終わったのでは?と思ってしまう
以下若干内容に触れつつその辺を解説
作品の内容は自主的に何かを行動に移せない思春期真っ只中の主人公が人に寄生しないと生きられないメカウデと出会うことから始まる
その後に戦いの中で仲間やライバルなんかと出会いつつ成長していくという少年漫画の王道ストーリーで全9巻の漫画とその後にアニメ化したある意味で期待作なのだろう
、、、なんだが
正直な話これよくアニメ化したなってくらいにキャラの味が薄い
いやね
要所要所の個性は抑えてるし読んでいて不自然じゃないんだけどそれが不自然なのよ
ニュアンスで語ってしまうのだけどパクりなわけじゃ無いけど漫画の教科書に書いてそうな色んな漫画のテンプレみたいなキャラばかりが上手いこと綺麗に組み合わされたと言うのが近いかな?
今の自分を変えようか迷う思春期な主人公とか
暴力系クールガールとか
小児喘息系な御曹司とか
脇役なのかヒロインなのかそれとも、、、みたいな謎乙女とか
そんなジャンプなら打ち切りだけどサンデーあたりなら長期で連載しそうな絶妙な綺麗さと詰まらなさを合わせたような良質な駄作というのが感想です
何故に低評価なのかと問われれば
・ウデだけロボがダサい
全身に纏って変身した方がワクワクするだろうに
・主人公機が脳筋
ピンチを切り抜けるカットがだいたいロケットパンチ(宿主付き)という昭和のライダーキック並みのバラエティーの無さ
・登場人物たちがどいつもこいつも鼻に付く
敵も味方も全員がプライド高すぎか意識高すぎな奴らばかりで協調とかしないから読んでいてクッソイライラする
・展開が分かりにくい
急に過去話とか挟んだり序盤から場面転換や視点変更を多用するから読み難い
先に話したようにどこぞの錆白兵戦みたいなこんなことありましたよ回はこれ絶対に打ち切りでしょ?と思った
まだ語り足りませんが長すぎるので総評として
秀才が描いた漫画のお手本みたいな作品だが天才の描く意味不明な魅力がまったく感じられない残念な作品です
コンセプトを意識し過ぎて楽しさが欠落したね