このレビューはネタバレを含みます▼
女子高に通っていた仲森響はある日、同じように女子高出身の加々島日菜子に声をかけられて一緒に行動するようになる。
最初は彼女と一緒のほうがいいのかもしれないと思っていた響だが次第に日菜子の行動に違和感を感じるようになる。
出会ってすぐに下の名前で呼び、腕を組み、口をつけた飲み物を勝手に飲む。
今まで周りにいなかったタイプだけに拒否感を感じることもあったが言い出しにくい空気になり……。
距離感が人によって違うのでこの人はちょっと…と思う人は自分のためにすぐにでも離れたほうがいいという教訓のような話だった。