ネタバレ・感想あり月明らかに星稀なり さまよう星神たちのレビュー

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神話と歴史の組み合わせにはロマンがある
ネタバレ
2024年12月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 237ページ。
日本神話と歴史とのファンタジー。
前半部分、天界から追放された二人の話が良かったです。片や永劫の命、片や生まれ変わりを繰り返す、死の直前の一瞬にだけ交わる永い時間のすれ違い……切なさあるブロマンスの雰囲気でした。
その後は、主人公が歴史の流れに沿って一人でさまようという物語スタイルになっており、ダイジェスト感があると言うか、もうひとつ入り込めずにあっさりめに終わってしまいました。
けど、神話と歴史の組み合わせってロマンがあって良いものですね。
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作家名: 秋乃茉莉
出版社: 秋水社ORIGINAL
雑誌: 少女宣言