ヨミホでなんとなーく読み始めたんだけど、一気に夢中で読んでしまった。展開の唐突さや流れの意味不明さ、台詞の理解不能さはやはり外国漫画なので歯がゆさはありますが、創造力と読解力を組み合わせるのと、無かった事として流すテクニックで難点克服です。克服とはいえやっぱりモヤモヤ残りはあるのでそこがマイナスかなぁ。外国漫画かふーんと、軽く読める人には楽しめますね。
さらっと言えば前世で義兄イリクに執着していた義弟ナルエ、現世で生まれ変わった前世記憶持ちの元イリクの理久にこれまた現世記憶持ちだがそれを隠して理久に執着する元義弟ナルエの大志です。この大志がねぇ巧妙なんですよ。巧妙に理久を囲み前世とは違いゆっくり優しく手中に納めます。理久の方は始め大志とナルエが重なり恐怖に怯えて避けるのですが大志に前世の記憶がないしと少しずつ気を許すのですがやはりナルエの影がちらつき離れたい。そんな時にある出来事があって理久は完全に大志の手中に落ちるのですねぇ。大志が理久に死ぬまで優しいのであれば前世の酷い執着なんてもう良いだろう、なんだけど、最後に理久がイリクを吹っ切り今の理久で前向きに生きようとしているのを見て感化され、大志も前世の様な執着はやめて変わろうとしたのにやはりナルエの我が出て不穏に終わるのですよ。他レビューにあるように打ち切りのような未解決ポロポロのままの終了なのですが、外国漫画ってそういう終わり方多いし、そういうのが完全完結なのか打ち切りなのか作家の気紛れで終わらせたのかわからないからねぇ。でも不穏な終了と見れば完結の様な?
どうやら一等α、二等β、劣等Ωという世界観のようですが、そこに道教なのか儒教なのか、そういうのも絡めていて占い呪術秘術が当たり前になっています。一等確実と言われたイリクが二等だったと平民に落とされるのですが、術で二等に落とされたっぽい描写が?イリクは現世まで転生してないっぽいけどナルエは秘術の対価で何度か転生している?何度か描かれる違う結末のナルエとイリクのストーリーがあるのだけど、これがよくわからない。よくわからん前世ストーリーがあるから混乱するけど、流して読みましょう。どれだけナルエが執着していたのか残酷だったのか自分本意だったのかこれでもかと教えてくれる回だと思って読みましょう。すると楽しく読めますよ。