車谷先生の作品のふり幅には ほんと 良い意味で 驚愕です。ピュアな恋愛だったり、ラブコメだったり、色々。そして、この作品は、吐き気がするような恋愛です。むっちゃ毒があって、気持ち悪くて、最低、最悪で、だけど、なんで こんなに 切なくなるんでしょうかね。誰かを責めれば終わりになるのかもしれないけれど、なんだか、それも できそうにないです。意地汚いとも言えるし、頭おかしいんじゃないの、とも言える。だけど、こうい恋もあるんだろうなぁ、なんて 考えてしまったり。1つ言えるのは、読後、無茶苦茶 後味悪さマックスの作品です。でも それが 好きって言う人もいるでしょうね、きっと。。。(私、みたいに。)