基本、悪魔の海(仮)くん(アホ可愛い)が楽しく飲み食いをして、山田くん(謎に美形の料理上手)と何故か仲良くなるだけのお話で、恋愛的盛り上がりどころっぽいものは全体に描写があっさり風味です。そういう作風なんでしょうか。無制限に飲み食いも買い物もできてなんか有耶無耶に契約できちゃう悪魔側が緩すぎる。でも絵が綺麗で海が可愛くて、酒とつまみを楽しむ描写が好みだからまあまあ楽しく読めてしまう。海は酒を見て名前を決めていますが、新政も日本酒の名前なので、作者さんはきっと酒好きでしょう。器にも注目してるのが個人的にポイント高いです。あと、時々入ってるギャグ調の描写がかわいい。山田の経歴はもう少し説明があるともっとストーリー性が出たと思います。