ネタバレ・感想ありボールアンドチェインのレビュー

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まだ1巻のみの読了だけど
ネタバレ
2025年3月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻半額だったのでセール中に購入。立場も環境も年齢も違う自分の生き方を模索する、これからを考える、焦点の2人の周りの人物たちも色々な性を持ち1巻読んだだけでこれからの展開が気になってしまう。
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しばるもの
ネタバレ
2024年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 夫と高校生の息子がいる兼業主婦のあやは最近夫の浮気を疑い始めている。
高校生の息子はかわいいがもうすぐ大学受験なのにこのままでいいのかという思いがしてきた中パートにいそしんでいる。
一方性自認がゆらいでいるけいとは自分を女だということにあてはめたりしようとする社会にいらだっていた。
そんなけいとのことを理解する恋人の耀司との結婚を視野に入れ彼の両親にあいさつに行くが失礼なことを言われてしまい…。
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なんかもう....すごい作品
2024年9月21日
世間が押し付ける価値観/幸せを跳ねのけて、自分と向き合おうとする登場人物たちの姿がたまらないです。
素晴らしい作品に出会いました。
「自由」と言う事を考える。
2024年9月12日
先生の作品を読むと毎回「自由」ということを考えてしまう。

本作品、ふたりの主人公がいます。
年齢も境遇も全く違うふたりの人生の道のりを先生の筆に同乗させてもらって読ませていただいている気分。
同じ人生の人なんていないけれども、ふたりの見ている景色や音、さらされるデリケートな部分が読者の心のどこかとオーバーラップして「知ってる…」と思うはず。

「女性」というベルトコンベアーに産み落とされ、流れ進む景色の中で温かい幸せを手に入れたり、自分の好きなものを選んで生きたり、不満に感じたり感じなかったり・・・。
私は「自分」という道の上に産み落ち、上下左右360度見渡すことが出来、分岐の道を選ぶのではなく自分の道を丁寧に歩く。
そう感じる「自由」が欲しいと思う。
と感じさせてもらえる作品です。

2巻まで読了。
ふたりの人生の続きがとても楽しみです。
南Q太先生、さすがです
2024年9月9日
読んでよかったー!!絵やセリフのやり取りや間、南Q太先生の繊細で鋭いセンスが感じられて世界観に引き込まれた。
ジェンダーのことで思いや悩みを抱えている人も抱えていない人も是非一読を。
自分はシスジェンダーだけれど、この漫画を読んで、心の奥深いところのモヤモヤが晴れていくような、光を見つけ出せる気持ちになりました。
タイトルが直球です。
2024年9月7日
ball and chainスラングで侮蔑の意味で女人 妻 山の神
そのままだわー
女に生まれたからって女らしくを押し付けられるのに抗う力強さとか、理不尽に耐え忍ぶ忍耐力とかひとつも持ってないせいか?清々しい感じがします。
淡々と冷静な雰囲気のQ太先生の作品は、時々病みつきになる
あや
2024年5月14日
南さんの漫画また読めてとにかく嬉しいです
2巻もたのしみです
「あや」がまるっきり自分みたいでドキドキします。
あやのこの後どうなるのか 気になります
胸にすとんときます
2024年4月7日
なんか、こういう漫画を読みたかったんだなぁと読後そう思いました。日々の生活を過ごしながら、ふと自分の性自認とか性指向について考えたり感じたり…。なんか身近に感じられて、好きです。
日常の小さなスリキズを持ちながらも
ネタバレ
2024年4月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日常でキズをこれ以上増えなくなりそうな瞬間をに立ち会うようなストーリーです。

たくさん読みたいけど、長くはしないという作者の方の、その次に始まるストーリーが既に楽しみになっています。
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リアル感のある漫画
2024年5月13日
人の抱える人生のテーマは人によって違うけど、不安感や停滞感はみんなそれぞれで味わっているんだなぁ…と感じながら読みました。
感情移入はできなかったというか
皆、思うところあって生きているし、夜の街のシーンはとくに、自分も昔東京にいた頃の自分には関係ない人たちがくっついたり別れたりしている様を横で見ていた感覚が蘇ってきた。
この漫画全体が、そんな傍観者ような気持ちなる。
他人との距離が近い、あの感覚。
誰でも主人公にもモブにもなるような、むなしくなる感じ。
読んだときの感覚が好みでないのと、興味がないというか自分の世界にはなくていいというか…リアル感があるからこそ、現実だったらこのあたりで縁遠くなってしまう環境や感覚や人たちだと思うので、2巻まで追うことはないと思います。

それだけリアル感のある漫画なので、日常を掘り下げたような作品が好きな人や同じ状況の人にはハマるマンガなのかなと思いました。

これは私個人の問題なのですがリアル感がありすぎると「こうなりたくない」を強く感じてしまいがちで、そのイメージが脳内にこびりついてしまってイヤなのであまり見ないようにしています。
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作家名: 南Q太
出版社: マガジンハウス
雑誌: SHURO