ネタバレ・感想あり君のためなら何度でも(話売り)のレビュー

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タイトル通り
ネタバレ
2024年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほんの少しですが、2話までのネタバレが含まれています。【ご注意!】この作品はその名の通り!愛する彼女のためなら何度でも、命をかけられる主人公の話。しかし、その「何度でも」も「有限」なのがポイント!早速、1話2コマ目の彼女の死から話は始まります。彼女を死から救うために命をかけてループする。しかしループの数は先程も述べたように有限。更に1話では、既に1回目の命をかけるところからではなく、残り32回目からなのでこれからは回数との戦いにもなってくると思う。おまけに回数を重ねるごとに、世界(起こった出来事の事実)は書き変わってしまうらしく、二人の間にあった出来事は既に変わってしまっているらしい。昔の出会いや恋人になってからの出来事、1回目の死も今のところ(2話現在)は分かっていないので、これから明かされることが楽しみ。おまけに2人が恋人だった事実も消えたり、彼女の記憶から彼との出会いが消えてしまったりと、なんとも切ない現実に。そんな中でも彼は彼女を守るために戦っている。どうしても彼女の命を守ることを第一としているがために、ストーカーみたいになってしまっていて、周りもその認識に…。彼女の方からしてもいきなり「押し倒してもいいですか」なんて気持ち悪いと思う…。しかし、彼が好きになった彼女の良さがそこには出ていて、彼の変な提案や、強引な誘いを断りつつもそんな彼をないがしろにしない。しっかりと会話をする。作中でもある台詞だが、相手が「どんな惨めな姿でもちゃんと目を見て話す」人柄らしいので、そこに彼は救われるし、距離を縮めやすくなっていると思う。話は少し戻るが、彼女の死→その日の朝に戻るのループを抜け出すための方法が、1話の最後で明かされる。これは「愛の証明」をすることによって現状から抜け出せるらしいので、リセットされる2人の絆を深めつつ、2人の力で頑張ってほしい。また、なぜ彼女は毎回亡くなってしまうのか色々と謎も多いので、明かされつつ、いくつもの壁を乗り越えるこれからの展開も楽しみ。まだ登場キャラクターも少なく、これから増えると思うのでそこも期待。最後には2人の幸せな笑顔が見れることを願って。ということで、長々としたが、まだ2話しか読んでいない中のレビューではあるので…連載が始まったばかりの作品を追って読める幸せを噛み締めつつ、とにかくこれからの展開に期待をしたい。話が進んだら、追ってレビューを。
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作家名: すのはら風香
ジャンル: 青年マンガ 恋愛
出版社: 秋田書店