ネタバレ・感想ありデオドラントのレビュー

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トップノートとラストノートの間に!
ネタバレ
2024年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋の駆け引きとか男のジェラシーとか、昔のメロドラマ(月9)見てるみたいで良かった。デオドラントを絡めながら、いい男を数年がかりで堕としていく男の話なのですが、健闘虚しく最後はグダグダになってしまうところがたまらなく良い。そう恋愛はグダグダしてからが本番なのよ!短編も全てよろしかったです。
これはハマりそう
2021年12月6日
初読みの作家さんでしたが、これから他の作品も集めてしまう予感が。こちらは3カップルのお話が入っています。どれも少し危うい緊張感が漂い、一見めんどくさい大人の男たちの駆け引きなんだけれど、妙に純粋で子どもっぽいところもあってどのキャラも愛おしくなりました。行間の読ませ方も絶妙で、特に表題作の受と攻のそれぞれの感情の流れの描写が印象的で、作者さん巧いなぁ…と唸りまくりました。
切なさ×駆け引き
2009年7月24日
大きく3つのストーリーに別れています。どれも切ない系で、グッときます。
私は表題作が好きかな。いたる箇所でフレグランスのワードが出てきますがそれが作品の世界観を高めていてイイんです!
匂いに敏感な信夫が、神原とは恋人ではなくオモチャでもいいと開き直りながらも、その関係を確固たるものにしようと恋の駆け引きをする様はとても切なくていじらしい!!
神原が縁談相手を偶然ですが紹介する場面では私も胸が締め付けられました😢
結局は縁談相手ではなく信夫を選んだ神原ですが、誰かに取られたくないと思ったり、信夫への合鍵がチラッと頭をよぎったりする感情が‘恋’なんだと早く気づいて!!信夫を安心させてあげて!!と願うばかりです。
あとは、一つ年上だけど大学で同級生になって、しかも同居することになった従兄弟の話しと、告白されて逃げるように去った相手との再会で恋心が再燃し捕われてしまう話(あの世の楽園ではなく地上で幸せになろう、ってセリフ…素敵✨)です。
深く静かに感動✨
2008年12月15日
何に?と問われると困るんですが、何だかじ~んとしちゃうんです゚。(p>∧<q)。゚

裏で画策してみたり、自分に言い聞かせてみたり、でもそんな駆け引きなど意味がないって位惚れてる自分がいて…。
見合い相手が出てきたところではウルッときちゃったりしましたが😢恋愛の形って色々あるよねって方向で、私は自分を納得させました😁

後ろは短編集になってますが、私は最後のCPが好きです(≧ω≦)
すごく素敵✨
読んでて、その恋心が切なくて、すごくキュンキュンしちゃいました🖤
まさに大人の恋愛
2008年2月29日
上司によって自分の性癖を暴かれて、それ以来愛人としてカラダを重ねる2人。
プライドがぶつかり合う大人の恋の駆け引きは、ハラハラして見応えがあります。主人公が罠を張り巡らそうと陰で奮闘する様子も意地らしくて可愛い。でも夢中になっちゃえば、プライドなんて捨ててしまえるもんなんですよね。
スマートな主人公と遊び人上司が徐々に惹かれ合っていく様子がよく描かれてました。セットで買って損は無いと思います。
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