シーモアで先行配信されている作品の様なので興味がありました。もともと異世界モノかつ悪役令嬢モノの作品が好きなのですが、相手方のヒーローが王道の勇者とかではなく、ヴィランっポイ肩書の魔殿下というところにも惹かれました。
試し読みさせていただきましたが、政略結婚とは言え、悪魔とか魔剣とかで大変な状況とは言え、ヒーローの魔殿下がヒロインに対して結構ヒドイです…。ヒロインの噂の真偽や出処をロクに確かめもせず決めつけからの対応は最低ですが、最終的な盛り上がりに向けてのハッピーエンドに持って行くには仕方のない事なのでしょうかね?
ヒロインは、自分の死を回避するのは勿論ですが、妻として夫である魔殿下も守ろうと色々頑張っているとこが健気だなーと思いました。
でも、素朴な疑問として悪魔と相対する力を持ってるって確実に聖女系ですよね?所謂、神聖性にありがちな「条件」は早々にヒロイン失ってますけど問題ないのでしょうか?そういう世界観?異世界も多様性の時代なんですかね?