ネタバレ・感想あり夢みた週末のレビュー

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色々入ってます。
2023年12月25日
色々入ってます。いつか来る恋人のために、大事なクマのぬいぐるみと暮らしている男性。突然現れる隣人。今までのクマさんとの生活をかき乱され、で、こっからが大事です。読んでみて気持ちがうふふってなるよ。
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イシノアヤワールドの陰陽取り混ぜた短編集
ネタバレ
2022年11月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『my dear』クマのぬいぐるみと静かに暮らす男が、鍵を失くした隣人を自室に泊めます。お礼だよとそういう関係になり、自由な隣人は男の生活を引っ掻き回します。クマと二人の静かな週末を夢みる男でしたが、いざ隣人が姿を消すと寂しさを感じてしまう『夢みた週末』に続きます。クマも男もパートナーを得るふんわり明るいお話です。『キミの食卓、僕の食卓』お菓子ばっかり食べてるスズキとオカンのようなヤマダのDKライフ。食欲と性欲はDKの二大欲求なのです。『赤日』彼女のいない清水と坂主にホモの噂がたちます。本当みたいに振舞えばいいと坂主にキスされた清水は思わず殴ってしまうのでした。河原での花火、夕陽に照らされる部活のランニング、くっきりと印象的な場面が短編映画のように繋がれています。ここからは7頁の切れ味鋭い短編が続きます。『GET OUT』『メルヘン』どちらも同じCPを描いています。愛する相手に望むことは様々です。『スウィートハート』決して成就しない恋の痛々しさが胸に刺さります。『熟む部屋』雨、石油ストーブ、湿度の増す狭い部屋、恋人達の数だけ恋の形も違うのでした。『ELECTRO』15頁、地デジ移行も遥か昔のことになりつつあり、しんみりしました。『凡庸』4頁のフルカラー。愛する相手の望みを叶える為に全てを捨てる狂おしい想いが描かれます。
すごく良かった
2021年7月25日
短編集、作家買いです。ホワホワ系から闇系まで、短編集ならではのエッジ感ある関係のいろんな二人たちが楽しめます。最後のカラー短編の病み方も好き。
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誰かと一緒にいる幸せ
2021年4月30日
バラエティーに富んだイシノアヤ先生の作品が1冊に凝縮。表題作は何回読んでも何とも言えない気持ちになって涙が出ます。孤独なゲイと、突然現れた自由で変わった男。クマのぬいぐるみで寂しさを埋めてきた主人公が愛しくてなりません。彼等の手で昔引き離された曰く付きの2体のぬいぐるみのクマが再び一緒になり、結婚式を挙げてもらいます。このシーンが大好き。誰かと一緒にいるってこういうこと。先生の優しい作品も辛い作品も全部好きですが、この表題作みたいなblはイシノ先生にしか描けないのではないかと。大好きです。今ならセールで読めますよー。
「君に沈む」に出てたあの男
2016年12月4日
表題作の主人公、ぬいぐるみだけを愛してて孤独な雰囲気が似合う男だなぁと思ってたんですが、やはり1人より2人ですね(^^)
隣人のおかっぱ天真爛漫男にペースをかき乱され気持ちが変わっていくのが良かったです。アンティークのベアを絡めてるのもオシャレで可愛いお話しでした。
他に高校生のはなし2編も好きです(^^)
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好きだけど
2020年7月2日
作者の絵が好き。短編集。どれも可愛くて面白い。少しだけ切ない感じもいい。欲を言えば、もう少し分かりやすくラブラブなのが1つあれば物足りなさが埋まるかなとおもう。
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個性的な短編集
2019年4月21日
表題作は「君に沈む」に収録されている『幸福な男』の主人公とクマのぬいぐるみの日常が侵していく隣人とのやりとりがすごく可愛いです。高校生男子の日常の延長線上の話やちょっと暗めの話などバラエティに富んだ一冊で読み応えあります。
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かわらずの完成度
2018年11月3日
短編集です。アート感が強い作品が後半に行くほど多いです。BLというより、「愛とは何か」がテーマの文芸作品のようです。だいすきです。
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短編
2015年10月10日
似たようなのが集まってしまうのがまぁ普通ですが、そうじゃないのがすごいところ!!ただ私はじっくり読みたいのでそれだけだと、星3個。キャラや雰囲気やストーリー自体だいぶ違うのを考えつくすごさにプラス1。
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ほんわかするのとせつないのと
2014年11月6日
いくつかのお話があります。表題作のお話はとてもほんわかします。そのほかにもほんわかするお話はありますが、ページが進むにつれ、せつないお話が。最後のお話はカラーで、どうしてそんな・・・と思ってしまうほど。
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作家名: イシノアヤ
出版社: 茜新社
雑誌: EDGE COMIX / OPERA