人間の複雑な感情の相反する考えを同時に持つと、答えを出すのは難しい事なのかも。
ずっと昔、萩尾望都先生が自身の作品に「アンビバレント」と表現されていたのを思い出しました。〝答えを出さない、読者に考えさせる。読者に想像力で賄って欲しい〟という考え方との事。
ひとつの作品としてはこうゆう終わり方があってもいいのかもしれません。(どうなるのだろうと惹き込まれましたし)
でも、作家さまの描(エガ)き方で読み取れることはある気がします。クズな忘れられなかったオトコ「嬉野」の隠された本心。
まぁソレは、読み手としての想像だけではありますが・・・。