ネタバレ・感想ありインクリング・アリス 異世界の始まりと終わりの物語のレビュー

(4.0) 3件
(5)
1件
(4)
1件
(3)
1件
(2)
0件
(1)
0件
まじめ
2025年4月3日
ゆえあってDMMブックスで読みました。まじめな作品です。世界観は19世紀ロンドンでしょうか?絵のレベルもMAXですね。25.04.03記
いいね
0件
ファンタジー系文学オールスター大集合的な
2024年9月9日
良作画でいい感じの物語だが、この作品の神髄はそこではない。
この漫画を最大限楽しむには圧倒的な文学知識(ファンタジー系の児童文学が多い)が必要。基本的に有名どころが多いが、小ネタも多数ある感じ。
全く解らなくても純粋にファンタジー異能バトルものとして面白いが、やはり元ネタ・元作品をある程度でも知っているかいないかでは楽しさが大きく違う。
要求される知識が1巻段階ですでに表題の『不思議の国のアリス』から『十五少年漂流記』、『フランケンシュタインの怪物』とかなり幅広いため、真の意味で完全に楽しめる人はかなり限られると思う。故に人によって評価は大きく違うものになると思われる。暫定の☆4。
いいね
0件
前半はダークファンタジー、後半は戦記物
ネタバレ
2025年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前半は、名作の登場人物達が、作品世界を壊そうとする怪物インクリングス(並行世界の作者達)と戦うストーリーですが、後半に進むにつれて戦記物の色合いが増していきます。
キャラクターや地名等の大半が、作品や作者の名前、元ネタが直ぐに分かる程度にアレンジされた物である為、文学が好きな人程、評価が高くなると思います。
後半は反戦色が濃くなる為、残虐な描写が多くなり、爽快感の様な物はありません。
漫画としての評価は、時代考証がしっかりしており、背景(特に艦船や列車等)にも力が入っていて、読み応えがあります。
不満な点は、敵も味方も、序盤から出ているキャラが雑な扱いで、終盤で登場した時間を戻せる少女の力(犠牲)で全て解決します。
ぶっちゃけ、地上部隊は核爆弾で全滅、序中盤でラスボス感を出しまくっていた敵は、戦う前に本物のラスボスに殺され、主人公チームもラスボス相手に全滅、何ページも出ていない少女が、自分の消滅と引き換えに時間を戻し、ラスボスの時間(ダメージ)だけ戻らない御都合主義での勝利は、かなりガッカリしました。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!
作家名: 記伊孝
出版社: ナンバーナイン