ネタバレ・感想あり太陽とお月様のレビュー

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オトナのエロ文学、のような。🖤
2019年4月17日
文学作品のような、だけど 上品じゃなく、むしろ 下品で、でも ゲスさじゃなくって、エロスが漂う一冊です。太陽に照らされてる間は 嘘の自分を貫き、お月様、そう、月じゃなくって、お月様が夜の暗闇を照らし出すと、みだらで、滑稽なくらい性欲に貪欲になる もう一人の自分をオムニバスで書いた作品集。読後、ちょっと 怖いなぁ、人間って、と、思った。たかが セックS、動物だって、セックSするのに、人間は そこに 情緒だとか感情だとか気持ちだとか、色んなもんを足すから ややこしくなる。浮気する人だって、交尾はしないものね、やっぱ どこかで、気持ちが加担されるもの。月は 本当の自分をさらけ出すのを 許してくるから、お月様なんだろうね。お天道様じゃ、そうは いかない、そこは お月様よ、お月様。ちょっとだけ、照らしてくれて、そのほうが いやらしいもの。読み応えあります。
好きな作家さん
2018年12月17日
人間関係が少しずつ繋がっているんですね。最後のお話だけは繋がりが不明でしたがとても楽しく読み終えました。
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いいなぁ…
2012年7月26日
全話🅿買いしましたが、私は1つ目の27才のOLと10才下の高校生との話が好きです😃

大人らしい色気ある女性と高校生なのにしっかり男してる彼は、実は上手いバランスで付き合ってて、彼女の少女っぽい一面をちゃんと分かって付き合ってる男の子がカッコいい👍

ちょっと憧れちゃうシチュエーションでした❤

その後の何話かは1話目の彼女と同じ会社で働く別の人達のエピソードで、ちょっとリンクしてる感じが良かった。

少しアブノーマルな関係の話もあったりしますが、割とすんなり読めて読後感は悪くないです。
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作家名: 大倉かおり
出版社: 秋田書店
雑誌: 恋愛LoveMAX