読んで3ページ目くらいで既視感あるなと思ったら、「婚約破棄されまして(笑)」の生倉大福先生でした。相変わらずの天才です。生まれてすぐの赤ちゃんカティに転生した主人公が、うっかり流暢に会話してしまったことで死んだ実の父親の義理の兄である公爵に娘として引き取られるところから話が始まるのですが、この父娘のやり取りがとにかく面白いのです。原作の小説は読んでないのでわかりませんが、たぶん生倉先生でなければここまで面白い漫画にはならなかったのではないでしょうか。ストーリーや会話で笑わせるのではなく、キャラの表情や動作など、絵で笑いをとってくるところが神がかってます。
基本はギャグ漫画ですがシリアス展開でホロリと泣かせにくるし、赤ちゃんなのにパパのために一生懸命に諜報活動するたまにおばちゃんみたいなカティがものすごく可愛い。続きが楽しみです。