不穏な空気感ですが、冒頭で幸せになっていることが分かるので読んでいられますね。内容は重めで結構酷い目に合っているのですが、登場人物達がもの凄く芯が強くて、その真っ直ぐさに胸が打たれました。屈強で口調も相まってか、ここまで強いヒロインはなかなか見ないと思いました。
4話の志野の「海に流してしまえばいい」というセリフに何だか救われた感じがしました。龍が何としても救いたかったのが納得できるくらい、志野の人の良さが描かれていました。
5話でレオに抱きしめられた時、ここまで張り詰めていたのが溢れていくのが伝わってきて、レオに拾ってもらえて良かったなと。
幸せになれるまで先は長そうですが、今後どうなるのか気になります。