このアイリという常識外れな令嬢、突然、お茶会に乱入してはお茶をぶっ掛ける、この行為はいいのか?主人公は公爵令嬢だよ。でも、この場面を見ても婚約者のスティーブはアイリを庇う。婚約者がいる身で浮気するのはもちろんの事こと、王家と公爵家の婚約はその他大勢貴族の婚約より重い責任が伴うんだけどね。。。皇子の割には理解してないから主人公は婚約破棄した方が今後のため。自分の人生を賭ける価値もない人だよ。
こういう略奪愛の展開を読んでると思う事は、ポッと出の身分の低い非常識な令嬢が、単なる優しいというだけでコロッと騙された皇子とはレベルは合うんだけど、王妃教育耐えられるかな?といつも思う。こういう婚約者って小さい頃から王妃教育を長年、繰り返し勉強させられるもの。他国との外交、貴族トップとしての完璧な振る舞い、王妃としての威厳、賢い/意味のある発言、多国語の勉強など色々ある。こういう国を背負う責任も覚悟もないくせに、一丁前に愛だけは語り、略奪するというのがいかに滑稽か感じるといいよね。こういう令嬢の対処法として、一度、主人公の公爵令嬢の厳しい王妃教育を毎日体験して、今までの自由奔放さが発揮できなくなった時に、皇子に泣き言を吐かずに愛を語れますか?と問いたくなる。