ネタバレ・感想ありその名を呼ぶ【分冊版】のレビュー

石崎弥

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momo さん

(女性/40代) 総レビュー数：58件

受攻、先に知りたい人向けレビューです。

ネタバレ

2025年9月26日

このレビューはネタバレを含みます▼ 受：ヨルゲン（山の神代理・年上・髭あり・ガタイよし）
攻：エスカンディル（魔族・年下・赤髪）

シリーズ第1弾。平たくいうと、今よりもっともっと昔の時代…神話的な世界線で贈る、ジ○リアニメを観てるような心洗われる癒しのおにショタ（おじショタ？）漫画でした。
2人の過去に切ない部分があり、思わず涙してしまいましたが…お互いの無いものや傷を埋めるように、じっくりと心を通わせていく描き方にジーンとしました。最終的にはハッピーエンドなので安心して読めるのも嬉しい☺️

シリーズ第3弾＋こぼれ話まで販売されてますが、試し読みで気になり一気買いしました。本当に素敵なお話だったので、買ってよかった！最高に癖に刺さる！何度も読みたくなるほほえましさ🩷

※シリーズ第1弾（これ）はプラトニック、第2弾でキスシーンあり、第3弾でえっちあり、こぼれ話で一瞬リバ描写ありです。

2件

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Romi さん

(－/－) 総レビュー数：114件

喉を潰す意味

ネタバレ

2025年6月16日

このレビューはネタバレを含みます▼ 読みホにて読了。独特の世界観、ストーリーは奇をてらうことなく想定範囲の展開で進んでいく。
シリーズ第一弾。星⭐︎4.0

ヨルゲンは山の神の眷属として生きている。風の属性の妻は4百年も連れ添ったが淡々とお別れ。その後7百年も妻を忘れられずに過ごすヨルゲン。この時間感覚が不思議だ。

物語はヨルゲンの元に魔族の子供が贄として転がり込んできた事で進みはじめる。エスカンディルと名付けられ、ルーブの愛称で呼ばれる男児は人間によって酷い扱いをされてきた。それは喉を潰され声を上げれない、粗末な食べ物で最低限の飢えを凌ぐ日々だったりと悲惨極まり最後は山への供物とされる。（ルーブは危うく魔獣に食べられそうになっていたが声があげられないから助けも呼べないんだよなぁ。酷いことをするもんだ）
初めこそ面倒がっていたヨルゲンはルーブに生活するための習慣を教えていく。

「その名を呼ぶ」はヨルゲンとエスカンディルの出会い編として少女マンガのカテゴリーだ。時間の感覚や服装から縄文や神話を連想してしまう。色んな神の眷属が出てくると面白さが広がりそう。

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作家名：石崎弥

ジャンル：女性マンガファンタジー

出版社：ナンバーナイン

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