ネタバレ・感想あり奈落の星のレビュー

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奈落からの景色を見た者しか分からない世界
ネタバレ
2025年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『同じ庭を見ていたはずなのに、
あの男に見えていたものが、
僕には見えなかった』
凄い台詞ですよね。
烏丸氏も柳楽氏も状況は違えど奈落を経験し、
作品に生かしている。

豊田先生の『30歳まで~』も勿論好きですが、
『奈落~』もかなり好きです。
時代背景も精神論も、どストライクです。

男の嫉妬、執着、凄いですね。
女性とはまた違う心の内があるのでしょう。

柳楽が烏丸に対して罠を仕掛けたり、
意地悪をするのではなく、
文才で烏丸を負かしたいと思う、
そこだけは純粋な執着と嫉妬が悔しいくらいの憧れが、
物語としてとてつもなく魅力的で、
また烏丸も男として柳楽との差を見せつけられ、
嗚咽するくらいの嫉妬の業火に焼かれている。

蹴落としたり、罠に嵌めたり、
横取りしたり、殺したり、書けなくする方法は、
幾らでもあるし大袈裟にドラマチックだけど、
この精神論だけでただ純粋に負けたくないという、
どす黒い嫉妬の思いで切り込んでいこうとするのが、
読んでいるこちらには魅力的に思えます。

この漫画を読んでいたら『ガラスの○面』の、
北島○ヤと姫○亜弓の因縁の対決を思い出しました。
(こちらの決着はまだまだ付きませんが)
天性の才能を見せ付けられる場面はまさにソレ。
表現者としての何か共通点を感じました。
この先に期待
2025年5月19日
作者の豊田さんの作品は、ほのぼの系のものをいくつか読んでいます

タイトルの「暗さ」の意外さにひかれて読み始めたら
暗すぎてびっくり

悲壮な生い立ちの主人公が奈落の底から這い上がれるのか
続きが気になります
BLじゃないけどブロマンスかな?
ネタバレ
2025年1月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ ミューズの存在に妄想掻き立てられ狂わされた怪物的な天才と、その天才にたぶん人生狂わされた嫉妬と執着が渦巻く美青年って感じです。
チラッと感じる意識してるの出てたけど、巻末の方でやっぱり主人公に嫌悪と畏怖と執着があるのが表現されてたので、こっからどういう感じでそのげっぽと主人公がどんどんおかしいとこ出てくるのかすごい楽しみ。文豪物は虚構を作り上げてく人たちのお話だからか、関係性や精神がおかしくなってくものが多いので、ブロマンス好物な私には大変美味しいです。
次巻も楽しみです!
なんだ?面白いぞ!
2025年1月22日
主人公がそばかすの冴えない貧乏作家で、どうなんだこれ?と思ったが、彼の創作の源泉たるミューズの描かれ方が素晴らしい!
惚れた!
でも、BはLしないのか…
才能とは
2026年1月29日
『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』などの作者様の作品。
ほのぼのから一線引いたような、大正時代を舞台に書くことに生を見出し執着する作家の姿を描いています。
人のことは外側からだけではその内に秘める想いなどわからない。
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