老成した隻眼のゴブリン侍の無双。巧みな筆絵?で描かれてストーリーも良いです。子連れ狼的な感じでしょうか。実際は子羊連れゴブリンなんですが。ゴブリン侍の魅力足るや否や。強い爺様の無双っていいよねって改めて思います。長く生きているからこそ湧き出る落ち着き払った魅力と言いますか。もったいないのは3巻という短さで終わってしまった事。爺様無双なので悪人が暴れる、サクッと斬るが繰り返される事が多くてマンネリしたのでしょうか。悪人のほうも他種族を下に見る人間しかおらずワンパターンという気も…。爺様だから下手に恋愛にも持ち込めないし、孫を守るほっこり話も限界があるか…。そう考えればもったいないと思えるくらいで終わるぐらいが良かったのかもしれないですが、もう少し読みたかったです。