弟が死んだ。結婚していた事も子供がいる事も知らなかった。
主人公は葬式で初めて会った弟の嫁と娘に「一緒に暮らさないか」と突然提案する。前向きで努力家の嫁はその提案を受け入れ、同居がスタートしたがーー
お話の合間におすすめの食材や食べ方が手書きで紹介されている。あとがきでは作者が30年間、病気と向き合っている事、そしてその経験を含めて本作を描いたことが語られている。作者は青年誌でも女性誌でも活躍し、漫画養成企画に参加したり、海外で漫画家生活を試してみたりと、行動的(という言い方で合ってるかわからないが)で、私とは正反対の人だと思っていた。この作品を読むと、その明るさだけではない部分も自然に伝わってくる。
半自伝的作品『愛と呪い』も気になる。アイドル活動をしていた女の子の卒業後を描いた『ふつうの女の子に戻りたい』もおすすめ。