漫画が苦手な人にこそ読んで欲しい傑作です。もちろん漫画が好きな人も楽しめる(という表現がこの作品に適切か迷うほど)素晴らしい作品です。
ほとんどの人はこの作品の多くのキャラクター同様、家族の問題や生きづらさを抱えて、それでも頑張って生きていると思います。作中のどの人物にも共感できる部分が必ずあるので世界観に入り込みやすかったです、もちろん「長男さん」含めて。
私は普段、好きな漫画や小説の実写化は嬉しくないタイプです。でもこの作品を読んで生まれて初めて「実写化(映画化とかドラマ化)して欲しい」と感じました。
一つの家族というごく個人的な体験をベースにした漫画でありながら、世界中どこでも共感されそうな普遍性もある、良い意味で不思議で魅力的な作品です。
それでいて漫画らしいまとめ方というか、エンタメとしての落とし方も非常に美しく、最後はスッキリとした気持ちになれました。