初BL作品との事で読んでみました!
攻めは子供の頃に憧れた人を追いかけてモデルになり、受けの写真家をやっと見つけて、な再会ものです。
(私は地雷なく守備範囲だだっ広いので、無理やり描写なども大好物です。)
いきなり無理やりな流れがあり、受けも容易く流されて。いや、撮影現場で初対面(受けからしたら)で外で待機してるスタッフもいるのにどーしたよ!?て思ってしまい。仮にも賞獲ってる結構な大人のプロカメラマンが20歳の子供に流されるなよー、攻めもどこまでやる気なんですか!?て思ってしまったから内容が頭に入りにくかったです。分かってます、ファンタジーなんでリアル求めるなよ、て気持ち。けど、こういったシチュをそう思わせる事なく描かれる先生はおられますので、話の持って行き方とタイミングがなー、て。
設定は良かったのに上下巻にする程内容も深くなく、全体的に勿体ないな、と感じました。
攻めの幼少期や受けに対する想いも良かったですが、行動が少し稚拙かなぁ、と。
登場人物や言動、行動、出来事など全てがサラッと上澄みだけに感じたのでもう少しエピソードなど各所を深掘りしていただけたらもっと良かったと思います。詰め込み感が凄くありました。
絵もお上手だったし、詰め込みすぎずにもう少し絞って深掘りされたら最高だと思うので、今後に期待します!