ネタバレ・感想あり恋を胸にのレビュー

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ノスタルジックなお話
2024年2月18日
確かに、古い作品なのですが、モノトーンな作風がさらにノスタルジアな空気感を醸し出していて、じわりと沁みるお話ばかりでした。BがLになる手前とその直後の余韻。でもどこかクスッとできたり。これがデビュー作品のようなので、ちょっと集めてみます。
桃山先生!また描いて下さい!
2022年1月6日
最新作(と言っても2011年)から遡って、辿り着いたデビュー作。
正直デビュー作なので、どうなのかな…という気持ちが僅かにありました。
でも、他作品に劣らず良かった…!!
桃山先生の個性が、ひときわ光っていた様に感じました。
偶然遡る形になったのですが、もしかしたらこの順番で読むのが正しかったかも。
遡る程、桃山先生の個性がどんどん強まった気がするので。
あ〜でも最後に『この世界〜』を読んだら泣いたかもな…。
唯一の長編で、10年以上前の最新作で…何より本当に素敵な作品ですからね…。
結果的に本作が最後になったので、笑顔で読み終えられて良かったかな。

レビューを書きながら、どの作品が良かったかな〜と目次を見て、選べませんでした。お世辞抜きに全部好き。
沁み沁み作品は『午後の記憶』と『夜を走る』かな…。

本日、外は銀世界ですが、私の心はポッカポカです。
桃山先生ーー!
漫画を描いてくださってありがとうございます!
いつかまた先生の作品に会える日を勝手に待ちますねー!!
短編集
2017年7月17日
それぞれが短いです。絵も少し、絵柄にもクセがありますね。今風ではないです。静かな作品が多いので読者達の好みも分かれるかも。でも独特な味わいがあって印象に残ります。会話もいい。私は色々センスを感じたので星5にしました
ビターな苦さが辛い。
2022年2月5日
桃山なおこ先生の作品って、ビター80%のチョコレートのようだなと思います。
男対男だからスンナリとはいかないし、堂々の告白も躊躇するし、世間体以前に相手の反応で如何様にも流れてしまうのが切ない。ビターがミルクに変化しても、絶対的将来がある訳もなく。それは男女間も同じだけれど、男同士のそれはより深く濃い辛さが漂う。抱えきれない重荷を抱えて、それでも己の人生を正直に生きたいと望んで、それゆえ傷ついてしまう。私は、そんな男達が愛しいと思う。だからこそ、BLに深くはまってしまうのでしょうね。
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あっさり味☀
2008年9月26日
太い輪郭線に、背景を含めて描き込みの少ない白っぽい画面ははっきり好き嫌いが分かれそう。(個人的には1話目で慣れましたが…😁)

ストーリーもシンプルで静かな感じの作品が多いです。
中でも9、10話の暴力的な幼なじみに想いを寄せる優等生の話と、11、12話の1日バイトで組んだ男に恋心を抱く話がちょっと切なめで好きでした😃

ただ、短編なので仕方ないかもしれませんが、2人の関係を説明したモノローグが多いのが気になりました🙄

雰囲気は嫌いじゃないので是非長編を読んでみたいです☀
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淡々
2008年12月16日
としてます。
絵柄もシンプルだし、ストーリーも淡々としてて、癖がない分サラサラと読めました。
一番好きなのはやはり表題作の1話2話ですね。
じんわりと気持ちが通い合う過程が良かったです。
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作家名: 桃山なおこ
ジャンル: BLマンガ メガネ(BL)
出版社: 東京漫画社
雑誌: MARBLE COMICS