ネタバレ・感想ありファヴェーラの漫画家のレビュー

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現実と夢と
2025年10月16日
なんか、勝手にもっとふわふわっとしたブラジルの子が日本にほんわか憧れてる図を想像していたら、警察は賄賂要求するわ、ギャングは出てくるわ、初っ端からリアルなブラジルの空気で圧倒されました。そしてその中で夢を追いたいと願っている少年。私はもちろんそんなスラムで育ったわけではなく、日本でのんびり育った人間ですが、夢を追うという行為を今一度考えさせられてしまいました。これは、すごい漫画。
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圧倒される
2025年9月20日
ジョアンと(竹井)ヒロトのコンビに胸が熱くなります。魅力的な絵や大胆なコマ割りからも漫画に引き込まれ、ストーリーに圧倒されながらあっという間に読んでいました。ヒロトのやるせない状況にわびしさ・心苦しさを感じたけれど、ジョアンを指導する姿は敏腕プロデューサーそのものと思い、さらにワクワク度が高まりました。勝手ながら、ブラジル女性は綺麗で美人という印象があって、イザベラやミアも実在したら美人なんだろうななんて思ったり。
ブラジルのファヴェーラという過酷な環境、身を持って知らない自分には推し量りきれない実情なのだと思います。けれども、希望の灯火のようなジョアンの「漫画家」の夢、叶えてほしいと痛切に思い心が揺さぶられました。次号も読みます!
生きるために描く(追記あり)
2025年4月29日
漫画家の夢を諦め、ブラジルへ旅に出た主人公。
そこで出会ったのは、漫画家になるのが夢だというスラム街の少年だった――。

Xで試し読みをした瞬間、心を鷲掴みされた作品。
1巻読了。すごかった。
主人公がブラジルで道に迷うあたりから、怒涛のように物語の中に引き込まれる。とにかく面白い。作画も見せ方も上手い。
そして想像以上に深い物語でした。

ブラジルのスラム街の総称を「ファヴェーラ」と呼ぶらしいです。目の前で人が殺されても、誰も見向きもしない街。
そんな容赦ない街で生きる彼らの世界が、読者に問いかける。
なんのために生きるのか。誰のための人生か。

1冊の中にものすごくいろんなものが凝縮されていて、その濃厚な物語に胸が締め付けられる。
1巻の終わり、どうなっちゃうのこれぇぇぇぇぇ…。

絶望と希望の間で
人生をかけて
マンガを描く物語――。

すっごく面白いです。漫画家裏話みたいなものが好きな人はさらに楽しめると思います。

【2025.10.20 追記】
2巻、さらに怒涛の展開で目が離せなくなってきました。
1巻のラストのヒキもすごかったけど、2巻は加速してる感じ。伏線の入れ方も上手いなと改めて思いました
超オススメです
立読み(100頁) ⭐️4.3
ネタバレ
2025年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画家の漫画はジャンルとしても好み

設定がぶっ飛んでいるのが面白い『BANANA FISH』を彷彿とさせる冒頭

ギャングに家族愛、友情・熱血と盛り沢山の内容

しかもディスカウントの多い出版社

期待して待ちます😛

 🌍 🌎 🌏

ある出版社が運営する海外向け漫画配信サービスは9言語
(英語・スペイン語・タイ語・ポルトガル語
 インドネシア語・ロシア語・フランス語・ベトナム語・ドイツ語)

月間ユーザー数は650万人を超えるそう、日本と同時配信をしていて
世界中で待ち侘びている読者がいるのでしょう

ある少年漫画雑誌が発行部数でギネスに載ったのが1995年・653万部
 あの当時は駅のキ◯スクが一番早く売り出していた
 開店時間前に待つ人達もいたとか

今だと、読まずに死ねるか、と銃を撃っている人もいるのでしょうか
そんな不謹慎な事を考えてしまう漫画脳🙇‍♂️
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作家名: 萩本創八 / 樽路実
ジャンル: 青年マンガ
出版社: 一迅社