このレビューはネタバレを含みます▼
萩岩先生の珠玉の可愛くてせつなくてそしてとにかく可愛いファンタジー短編集。
1話目のタイトルの魔法の砂糖菓子は不幸すぎてほんとに切ない。
でもめちゃくちゃストーリー。
ハロウィンの日に、親を亡くして親戚から相当ひどいめにあわされてた少女が、素敵な夢の国にイケメンにいざなわれる。
ファンタジー世界が秀逸。魔法の砂糖菓子食べてみたかった!!
しかし哀しい穴、というけしてみてはいけない穴を見たら元の世界に帰ってしまい。
地獄のような年月をすごして、きもい金持ちに金目当てで嫁に出される時に自らタヒしようとしたら猫が魔法の砂糖菓子を咥えて現れる。
この展開が最高に好き。
他の短編も秀逸なのでおすすめです。