妻にも母にもならず、パッとしない女優業もそろそろ限界で先が望めず踏ん切りをつけて、大した所持金もなく帰郷するが実家に帰るのは気が重く、バイトで凌ぎながら一人暮らし。
若い頃は美人だったけど結局それ以上ではなく、何一つ成し得なかったとはいえ普通に頑張って生きてきたから大きく悔いているわけではなく、まだ全てを諦め絶望するような歳ではないし、かといって今さら何か成就できるとも思ってない。
なるべく人目に付かず人様に迷惑をかけず、日々生きるだけで精一杯。
そんな独身初老女性の「女優廃業後」第二ステージ。リアルでもの悲しくもあり共感もあり、普通の生活を応援したいような新たな展開を期待したいような微妙な気持ちになる作品。