xで試し読みしてこれは大好物のケツ抱きでは?と思い即購入。良い意味で裏切られました。最高傑作です。同作者さんのポプチェリ好きな人は全員絶対買ってください。
愛すること、愛されること、普通の生活を全て諦めて底辺で生きていくことを決めた受けと、目的のために周りを省みず自分を貫き通して働く冷酷そうな攻めのお話。
とにかくケツ抱きだと思ってた受けが可愛くて可愛くて可哀想で可愛くて。今まで誰からも愛されずに、唯一の拠り所になってくれたと思った人も実は利用されていただけで、辛くて辛くて仕方なかったんだよね。自分を守るために何も感じず生きていたら人から求められるようになって。
攻めも攻めで冷酷で歯に衣着せぬ物言いなんだけど、心の中は愛で溢れていて、愛があったからゆえに復讐に溺れて。愛があったからゆえに受けのことがどうしても割り切れなくて、見捨てられなくて、、。
圧巻の上下巻でした。一本の映画を読み終えたような感覚でした。一生読んでられる。
回を追うごとにだんだん鬼塚さんの髪の毛が伸びてく演出がエモすぎました。からの最後の最後めちゃめちゃ髪の毛伸びてて出来る社長感えぐい。最初と最後で2人の髪の長さが逆転してるのすごくよい。
2人がお互いを想う気持ちが神妙に伝わってきて途中辛いシーンも何度もありましたが、最後にはスカッッッとさせてくれた上にまるで別人(良い意味)になってしまった竜冴があまりにエロ可愛くて、、悶え、、、
上半期1位は間違いない、最高の作品でした。