ネタバレ・感想あり朝陽先輩はガマンができないのレビュー

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駆け足なのが惜しい
ネタバレ
2025年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小学校時代から既に体格が良く、虐められてた好きな子を守ったら逆に虐めっ子を吹き飛ばして大怪我させてしまってから皆に遠巻きにされ(しかも好きな子にも怖がられて恋心は粉砕)て以降、対人関係が怖くなって交友関係もままらなくなった大河。
しかし大河にも唯一家族以外でまともに喋れる人が居る。
その人の名は「朝陽さん」。
人が話しかけてくるだけで「上手く話さなければ」「失敗したら」「傷つけてしまったら」と考え始めたら緊張して固まってしまう大河に対して周りは避けていく一方、高校で同じバスケ部だった朝陽さんだけは大河の話を諦めずに何度も聞いてくれ、それはもうアイドルの如く朝陽さんを崇めた。
だから大河は、東京の大学に進学した朝陽さんを追いかけ!たまたま知った先輩と同じサークルに入り!!充実した大学生活を送ろうとしていたのだったが……?!
あ、あさひさんがおとことセッ…セッ……!しかも首!首ィイイ!!という現場を目撃してしまい?!!という1話。

雑に扱われても全然大丈夫な朝陽さんだけど、蓋を開けてみると色々闇があったりするんですが、朝陽さん大好き過ぎて大河が尽くしまくった結果、絆されて大河以外が受け付けられなくなった朝陽さん。
SMにおけるSは「サービスのS」とも言われてるので、時に自分本意に、時に徹底的に甘く攻める大河のギャップに朝陽さんメロメロなのが良かったですね!!

たぶん、題材的に本来であれば複数巻くらいの内容で全然いける内容だと思っていて、でも1巻にギュッて圧縮した感じなのが惜しい〜勿体ない〜〜〜〜ってなりした……でも大河が朝陽さんを追い詰めてく感じが本当によかった〜!!

次回作も楽しみにしております!
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作家名: 甘味みつ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 一迅社