あらゆる生物が死に、きのこまみれで虫虫虫!色々集合するので苦手な方は注意。エピソードごとに見るとハラハラ・ゾワゾワ・時に涙涙の展開ですが、基本的にそれぞれのチームやキャラが危険な場所に行く→ピンチに次ぐピンチで生死をかけた戦いを繰り返すパターン。長編作品にありがちなキャラ一人ずつにスポットが当たり、1エピソードが長くなりがちで冗長に感じる面もあり。
これからも未来は続くような終わり方でしたが、数十人でどうするのか。冷凍保存の子供たちの解凍方法。他国の生存者等々、不安が残りちょっとすっきりしない。要は生きているのを匂わせていましたが一人孤独に生きるのか……。
一度壊れた安居はつぎはぎだらけながら徐々に修復。しかし感謝されることと許されざることに線引きされたのは綺麗事で終わらず良かったです。最終的には涼の方が駄目男っぽい。安居を見守ることで自分を保っているように見えました。
ナツはイラつく人と周囲の言葉がきついと感じる人のどちらかに分かれそうなキャラ設定。個人的にはイラつかない訳ではないですがきついと感じた方。嵐は最初から最後まで真面目な爽やかイイコちゃんキャラでぶれず。新巻は前半かっこ良かったのに後半失速。三角関係を匂わせていたのに違って拍子抜け。むしろ花の方が揺れていました……。
そんな花は戦う女子。強く逞しくそれゆえに突っ走ってしまったり、一部から強い反発をされる性格。攻撃=花、防御=嵐で良いコンビ。最終巻にして再会するカップルは初めて見たかも。