背景や妖精などの描写が緻密で綺麗です。ファンタジーだし、作画を見て気に入り購入。
物語の冒頭、婚約者の不貞からヒロインが婚約破棄され、屋敷を離れて旅に出ることになるのだけど、どういう事情でどういう立場でそれまでヒロインが生活していたのか、バックグラウンドを全く説明する描写がないのでちょっと物語の世界に没入しづらかったのですが、追々婚約者との関係や不貞相手のことなどわかってくるのかなと切り替えて拝読。
博物館で展示物の暴走に巻き込まれたり、博物館警備員の仲間と出会ったり、妖精の女王から仕事を依頼されたりと物語が進み、このまま博物館ネタでもう少しエピソードが続くのかと思ったところで元婚約者と不貞相手の突然の登場で1巻終了。
物語の舞台設定はおもしろいです。
構成のせいかヒロインに感情移入したりはちょっとできなかったけどこれはこれでありかなと思って、次巻を待ちます。
作画担当のねこたか先生の作品はTL作品で3作ほど購入し、拝読しています。いつも緻密な描写が素敵で今回は博物館が舞台とあってより一層楽しませていただきました。
トータルで星は4つとさせてください。