東京で在宅ワーカーをしているソラと、広島にある寺の息子、広海の物語――。
新刊作家買い…なのですが、びっくりしました。
恐らく石原先生の作品の中では一番甘くて優しい物語じゃないかな?
舞台は広島。静かな田舎町に、瀬戸内海の穏やかな海が画面いっぱいに広がってる。
そこで出会った二人。
たった数時間会っただけなのに、どうしようもなくお互いが離れがたくなってゆく
温かい町の人との交流、町おこしイベント、夏祭り…うわ~すっごく癒される…
2部構成で、前半が二人の出会い編で、後半が恋人編。
匂わせはあるけどエチがないのも、とても石原先生らしくて私は好きでした笑。
すごく素敵な作品だった。疲れたらこの作品を読み返そうと思います。
瀬戸内海の穏やかな風景に癒されたい人におススメです。