このレビューはネタバレを含みます▼
皇族の三男と、その誕生日に芸者としてやってきた男娼が身分違いの恋に落ちるお話。
箱入り息子として大事に育てられてきた皇子ユキが、自分が知らなかった世界を教えてくれるスミに惹かれていく。生まれ育った環境や立場の違いこそあれ、素直でまっすぐなユキと自分らしく気ままに生きるスミは、本質的な部分が似ているような気がしました。身分の差がありすぎて、ここからどうやって展開していくのかなと思っていましたが、護衛という立場に上手く収まって側にいられるようにするのは良かったです。ユキの家族も何だかんだでユキに甘く、兄は協力的だし、父も自立するならと意見を聞いてくれる優しい展開。思っていたよりもすんなりスミが認められていくのは多少物足りなさもありましたが、全体的に優しい人たちの多いお話で面白かったです。